簡易査定（机上査定）

売却したい不動産のおおまかな価格を知りたい際に利用できる査定です。周辺の取引事例や公示価格などの情報をベースに算出されます。簡単な物件情報から最短即日に査定金額が分かるというメリットがあります。

簡易査定（机上査定）では実際に物件を見ないで査定するので、気軽に複数社に査定を依頼することも可能です。簡易査定では、不動産の住所や土地・建物面積、間取り、築年数などの情報が必要になります。

訪問査定

訪問査定は、実際に不動産業者が現地の不動産を見て査定します。不動産の登記簿や法規制、上下水道などのインフラの整備状況を調べた上で査定するので、より詳細な価格を出せます。建物の状態や住環境、眺望などが良ければ加点されます。

近隣の物件取引事例

近隣の物件取引事例は、国土交通省が提供している土地総合情報システムや不動産業者の公開情報を活用することで誰でも調べることができます。事前に物件の取引事例を調べておくことで、査定額の相場を知ることができます。査定額が、かけ離れていないかを確認するのに役立ちます。

公示価格・路線価

「公示価格」は国が定める土地の標準価格で、「路線価」は道路に対して国が定められる標準価格です。売却したい不動産があるエリアに、取引事例が少ない際の目安の一つになります。

立地条件

駅からの距離が近いエリアや生活に必要な施設（学校・ショッピングセンター・病院）が、充実しているエリアは査定額が高くなる傾向があります。売却したい不動産周辺の生活利便性や住環境を確認しておくことをおすすめします。

物件の状態

住宅の外観・築年数・リフォームの有無・間取り・日当たり・収納など細かい点までチェックされます。マンションの場合は眺望も査定ポイントになります。